Tシャツやパーカーでは入れない店は、どこの町にもそれなりにあると思いますが、私の住んでいる街・京都では、とりわけたくさんあるように思います。
デパートでさえ、そのデパートのランクのようなものに影響を受け、こっちのデパートには入れるけれど、こっちの老舗デパートには入れないということがありま した。
また、京都は観光都市でもあることから、夏はTシャツ姿の観光客の方も多いのですが、それにしても老舗と呼ばれるお店には、少々この格好では気が引けると感じることが多くあります。
私などは観光地に先祖のお墓があり、言ってみれば墓参りのために観光地に赴き、帰りにちょっと腹ごなしをして帰ろうかと思っているだけなのに、きちんとした格好をしてきていないという理由で、入るのをためらう店がかなりあります。
けれど、 夏の京都は蒸し暑さもハンパではなく、その暑さをしのぐには、襟のあるシャツやブラウスなどよりも、Tシャツが向いているのです。
ただ、気分的にはラフな装いの一番手ということになり、お店の人の視線も、また観光名所であるいろいろな寺においても、そのいでたちで来たのかと思われているような気がしてなりません。
できればもっとTシャツ姿の観光が板につき、親しみやすい京都になればいいと思います。
Tシャツやパーカーでは入れない店というのは、結構あるようですが、普段の生活圏の中に、そういう高級な感じのお店がないこともあり、今までの人生で自分自身には縁のない場所です。
そういうお店には、品格というものがあるのだと思いますが、おしゃれで値段も高くて、少し気が張るような気がして、なかなか自分とは合わないような気がします。
聞いた話では、どんなにおしゃれな高級なものだとしても、Tシャツでは入れないけれど、上にジャケットを羽織ったら、大抵のお店は入れるということです。
お店にも色々なランクがあって、正装に近い服装でないと入れないお店というのが、たくさんあるようです。
弟がアメリカに短期留学したときに、大学の教授専用のカフェに呼ばれたときに、Tシャツにジーンズ姿で行くと、入り口で止められたので仕方なく、学内のショップでシャツとネクタイを購入して、着替えたという話を聞いたことがあります。
日本の大学ではまず考えられない話だなあと思って、アメリカはカジュアルなイメージが強かったのですが、きちんとした洋服文化がある国なのだと知りました。
でも、私は、自分のお気に入りのTシャツを着て、くつろいだ気持ちで過ごせるお店が一番好きで、何度も通いたいと思うのは、そういうお店です。